「断捨離」とは?断捨離のやり方と得られる効果
断捨離のやり方と得られる効果
コロナ禍により自宅での時間が増えたことで、片付けや断捨離に意識が向かう方も多いのではないでしょうか?
気候が快適に那覇五月は掃除や片付け・断捨離にぴったりな時期。夏の暑さを迎える前に、今から少しずつ始めてみてはいかがでしょうか。
また、断捨離は、モノへの執着に気付き、手放すことで自分を見つめ直してより良い人生を送るための術でもあります。断捨離をすることで、ストレス軽減や自己肯定感のアップなどといった効果も期待できます。
「断捨離=モノを捨てること」と思っている方は多いかもしれません。
たしかに断捨離は片付け術ではありますが、モノを捨てることが目的ではありません。
【断捨離とは】
「断」=不要なモノを断つ
「捨」=不要なモノを捨てる
「離」=モノへの執着から離れる
断捨離は、もともとヨガの思想「断行・捨行・離行」の頭文字をとった言葉。
自分にとって不要なモノを断ち、それらを捨て、モノへの執着から離れることを目指します。
また、その過程で自分にとって本当に必要なモノを見つめ直すことも重要です。
なお、「断捨離=ミニマリスト」と混同されている方は多いかもしれません。
しかし、そうではありません。
最小限度にしかモノを持たないことを目指すミニマリストに対して、断捨離の思想では、「今の自分が欲しいもの・必要なものなら、いくらでも持っていて良い」と考えます。
断捨離で今の自分にとって不要なものを捨てていけば、おのずと家の中はすっきり片付いていくでしょう。
それだけで生活しやすくなったり家事の効率が良くなったりと、暮らしの快適度はアップするはずです。
しかしそれだけではありません。断捨離を行うことで以下のようなメンタル効果が期待できます。
●“今”の自分を見つめ直す機会になる
身の回りのモノの多くは、手に入れたのも自分、持っているのも自分。
また、もう使わなくなった・いらなくなったのも自分、捨てるのも自分です。
今の自分には不要なモノと今必要なモノを見極める中で、自分自身の価値観が浮き彫りになっていき、今の自分の状態や心の内を見つめ直すことができます。
●自分自身のことを好きになれる
断捨離はモノとの関係性を見つめ直すことを通して、自分自身と向き合う行為。
その中で、「今まで慌ただしい毎日の中で自分を粗末にしていたな」「毎日を他人軸で過ごしていて、自分軸を大事にしていなかったな」と気付く方は少なくありません。
そして、「自分をもっと慈しもう」「自分をもっと肯定してあげよう」と感じ、自分をもっと愛せるようになるのです。
●ストレスが軽減し癒される
人は情報の8割を目から得ていると言われます。
いらないモノに囲まれていれば、それだけストレスを感じてもおかしくはありません。
断捨離で今の自分が必要なモノ・今の自分が気に入っているモノだけに整えることで、日常から感じるストレスが軽減し、お気に入りのモノに囲まれることで癒し効果が期待できます。
●思考・感覚・感性を取り戻せる
不要なモノが多ければ、それだけ思考や感覚・感性は濁りやすくなるものです。
散らかった机では、仕事を始める気になかなかならなかったり、集中できなかったり、アイデアが浮かびにくくなったりするのと同じです。
断捨離でモノを整えれば、思考や感覚・感性がクリアになるでしょう。